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表千家堀内宗完12代兼中斎自筆『喫茶去』黒棗(共箱)高桑泉斎造

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有名な公案の一つである『喫茶去』三文字を、表千家兼中斎宗匠が黒棗(山中塗)に自筆で朱書きしておられます。甲裏に同じく朱書きの花押が、書付は箱蓋裏に『黒大棗 喫茶去 文字自筆 宗完』、共箱は箱脇に『黒大棗 漆匠泉斎』とし印が捺してあります。『喫茶去』〇読み・・・きっさこ〇意味・・・お茶を召し上がれの意味。もとは「目を覚まして出直してこい」という語気があるが、日本では伝統的に「まあ、お茶でもどうぞ」「そう肩肘張りなさるな」という意味で使い「且座喫茶」とほぼ同義ともされる。一杯のお茶を頂くときは、ただ無心にお茶を喫するのみ。日常生活のありようが仏法そのものあることを解することもある。胴径7.4㎝ 高さ7.4㎝ 共裂。共箱。二重箱。【参考文献】茶人の花押 小田榮一著 河原書店茶席の禅語大辞典 淡交社▢12代兼中斎宗完(けんちゅうさいそうかん)大正8年(1919)~平成27年(2015)表千家茶匠。堀内家12代。名を吉彦。不仙斎の三男、幽峯斎の弟。京都大学理学部化学科卒業。昭和21年4月表千家不審菴入門、内弟子として表千家先代・即中斎宗匠に師事。同年12月建仁寺竹田益州老大師より兼中斎の斎号を受ける。昭和28年十二代堀内宗完を襲名。平成10年、分明斎が十三世を襲名するのに伴い宗心と称する。96歳歿▢高桑泉斎昭和12年(1937)~山中漆器。山中温泉に生まれる。木地師だった祖父が明治25年(1892)に創業した高桑漆工芸の3代目。加賀美術協会会員。石川二科会会員。昭和35年(1960) 金沢美術工芸大学工業デザイン科卒業。小松芳光名誉教授より加賀蒔絵の基礎技術を教わる。柳宗理教授より、機能を美の調和のデザイン理念を学ぶ。※卒業後、父泉斎に師事と同時に、京都・金沢の茶匠について茶の湯の工程の指導を受ける。昭和61年(1986) 二代泉斎を継承。平成元年(1989)石川国体記念・人間国宝監修の「石川のうるし碗」代一号製作。平成11年(2000)廃業。#自分だけの茶道具を持ってみませんか#茶わん屋食堂#茶道具#茶器#棗#お茶会#茶道#表千家#不審庵#同門会#古美術#兼中斎#堀内宗完#堀内宗心#即中斎#千利休#禅語#京都#和#年中#瀟酒#お茶席#蒔絵#真塗#塗師#筆#山中塗

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カテゴリーおもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 漆芸
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