フランスの19世紀前後のアンティークの希少なオービュッソン織りのクラシックローズをメインにしたボタニカル柄のタペストリーを現代にクッションカバーに仕立てた作品数層のループ状のフリンジ付と裏面にファスナーの付いた実用芸術品ですピンク系の薔薇は元は赤かったのでしょうか。青い小花、オリーブ色の大輪の花影、フルーツのような実/種子も見えます。経糸を針で掬いながら緯糸を通す手法でしっかり密に織られ経糸はさらりとした麻で、緯糸はウールかなとカーキ&アイボリーの約1.8㎝幅のブレードでタペストリーをフレーミングしています。チェーン状の刺繍模様が全体に明るさを添えています大半がループ/輪状になったすこし太いモール状のヤーンを最上段に、たぶん三段重ねのレイヤーにした、イエロー系の5色の多色使いの長めのフリンジの装飾が華やか。動きをもたらし、艶を放ち、美しいです。山吹、黄、ブラウン、ベージュ、オフホワイト…素人計測の為誤差をご容赦くださいm(_ _)mフリンジ含む全体: 72㎝ x 50㎝フィリング用内径:61㎝ x 40㎝タペストリー可視分:46㎝ x 23㎝約510g※大輪の薔薇等の一部表面に糸の解れが見られ白くなっています※裏面のマスタード色のビロードに引掻き跡的な小さな白けが複数有ります〘オービュッソン〙フランス中部の人口4千人台の小さなコミューン14世紀にフランドルがタペストリーをもたらし16〜17世紀に産業の全盛期を迎えコルベールはタペストリー工場に王立工場の名を付与。中世、街の男性は毎年3月〜11月迄大都市へ出稼ぎに出、建設現場で石工、大工や屋根葺き職人として労働しカテドラルやダムを築き19世紀のジョルジュ・オスマンのパリ都市改造現場にも関わり人口移動が必至で人口の半数を失っていた。15世紀の初店舗出店後タペストリーの町として世界に知られ20世紀初頭に人口の約半数、〜2千人がタペストリー産業に従事し職住近接に。2つの世界大戦間の低迷期後1939年リュルサが伝統的スタイルを現代化し現代も手仕事による精巧なタペストリー作りで著名他のモチーフの作品も出品中です↓アンティークフランス オービュッソン織 花器モチーフ タッセル付クッションカバー
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